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FakeDiggerができるまで〜大手町スピン編 ⑥ 〜

第4回ルール検討会

【ゲームの流れ】

1. 各プレイヤーの色をランダムで決め、赤国のプレイヤーから時計回りに行動する。
2. ゲーム開始時にボーナス色(BC)をランダム(赤、青、緑、黄、白)で決定するが、終了まで開示しない。
3. 各プレイヤーのユニットを各国開始位置に配置
4. 初期資金:10000M、信頼カウンター:5、自国領地:なし
5. 各国に4枚ずつ宝石カードを裏の状態で配り、初期資産とする。
6. 各山場に4枚ずつ宝石カードを裏の状態で配置する。
7. ラウンド開始時に行動カード売買の相場を決定する。(300M ~ 1200M)
8. 毎ターン各国プレイヤーはランダム(1~4)で移動する。
9. ユニット移動後、行動カードを1枚使用するか、次行動国から行動カードを1枚買うことができる。
10. 各国の山札及び、手札の行動カードは常に開示する。
11. ユニットが各国開始位置に止まると信頼カウンタ + 1
12. 自国開始位置を通過した際、自国山札から行動カードを1枚引く。

【行動カード(80枚)】
■[変更]各国プレイヤーに配られる(山札含む)行動カードの種類と枚数は共通
■[変更]初期に配られる5枚はランダム
■(20 x 4 = 80枚)
・「発掘」x 3 = 12
・「鑑定」x 3 = 12
・「交渉」x 3 = 12
・「整地」x 2 = 8
・「調査」x 2 = 8
・「信頼」x 2 = 8
・「隠蔽」x 2 = 8
・「占領」x 1 = 4
・「妨害」x 1 = 4
・「強奪」x 1 = 4

【宝石カード(48枚)】
・赤青(4枚):赤、青、白、黒
・赤黄(4枚):赤、黄、白、黒
・赤緑(4枚):赤、緑、白、黒
・青黄(4枚):青、黄、白、黒
・青緑(4枚):青、緑、白、黒
・黄緑(4枚):黄、緑、白、黒
・赤黒(4枚):赤、赤、白、黒
・青黒(4枚):青、青、白、黒
・黄黒(4枚):黄、黄、白、黒
・緑黒(4枚):緑、緑、白、黒
・多色(8枚):赤、青、黄、緑、白、白、黒、黒
※白黒は廃止、各国色は6枚

【制約】
・他国に占領されたマスで「発掘」を行うことはできない。(占領はできる)

【終了条件】
・いずれかの山札から発掘できる宝石カードがなくった場合
・いずれかの国の信頼カウンタが0になった場合(最下位確定)
・いずれかの国の行動カード山札が0枚になった場合、ゲーム終了
・いずれかの国資産が0Mになった場合、ゲーム終了

【勝敗】
・ゲーム終了時に資産が一番多い国を勝利国とする。

【行動】
「移動」:4D1(1~4)で出たマス分、ユニットを動かす。
「購入」:次行動国プレイヤーに購入相場を支払い、相手国山札から1枚、行動カードを自国手札とする。
「占領」[変更]:自国ユニットが滞在しているマスを占領する。
「発掘」:他国の領土ではない土地で宝石カードを1枚発掘する。
「隠蔽」:自国が所有する宝石をユニットが滞在している土地に戻す。信頼カウンタ- 1
「調査」[変更]:任意の国が所有する宝石カードを1枚、他国には開示せず表を確認する。
「鑑定」[変更]:任意の国が所有する宝石カードを1枚、開示する。
「整地」:自国ユニットが滞在する土地の宝石カードまたは、行動カードの一番上を一番下に移動させる。
「交渉」:任意の他国と資産を交換する交渉を行う。
     成立した場合は、両国の信頼カウンタ + 1、決裂した場合は、両国の信頼カウンタ - 1
「強奪」:信頼カウンタを相手国に5支払い、他国(任意)の宝石カードを1枚奪う。
「信頼」[変更]:手持ちの行動カードを1枚破棄して、信頼カウンタを + 1
「妨害」:信頼カウンタを相手国に1支払い、他国の行動を1回妨害することができる。
     (他国のターンで発動可能で、行動カードは使用済みとなる。)

【ゲーム終了時】
・資産 + 自国と同じ色の宝石の枚数 x 2000Mとする。
・ボーナス色(BC)の宝石 x 1000Mとする。
・黒の宝石 x - 1000Mとする。
・信頼カウンタが一番多い国は資金 + 5000Mとする。
・信頼カウンタが一番少ない国は資金 - 5000Mとする。
・同じ色の宝石が5枚ある場合、資産 + 10000Mとする。
・同じ色の宝石が10枚ある場合、資産 + 30000Mとする。
・異なる色の宝石が5種ある場合、資産 + 10000Mとする。

正直、アクションの効果や枚数の調整を
行き当たりばったりで繰り返していただけで、
あまり目立つような進展はなかった。

ルールの微調整については後からやるとして、
スマホアプリの開発も同時進行する必要があった。
まず、デモ版というか、プロト版のような骨組を作り、
そこに少しずつ肉付けしていこうという方針だった。

主な技術的な調査や実装はトムの担当だったが、
進捗を確認するたびに、独創的なUIや個性的なBGMで
メンバーを楽しませてくれた。

とはいえ、ルールもなかなかFIXもしない中、
方向性を見失いかけた頃、事件が起きた。
大した事件ではないのだが、今後を左右する
小さなトリガーであったと私は考えている。

ある休日、会議室を借りてルール検討会をした帰り、
いつものように居酒屋で飲み会が始まった。
それ自体は何も変わった事はなく、
しばらくして飲み会に飽きたアーリーが
ラーメンを食べて帰ろうと言い始めたが、
これもいつもと変わらない日常であった。

ただ一つ違ったのは、ラーメンを食べて解散する直前に
キョウが慌て始めた事だった。
何があったか問いただすと、テストプレイに使っているカード類を
一式どこかで紛失したというのだ。
今思えば、枚数も多く少々面倒ではあるが、
再印刷して再作成すれば良いだけの話だったかもしれない。

この時、私は何となく嫌な予感がした。
これをきっかけに、メンバーのモチベーションが下がってしまい、
テストプレイする機会がなくなり、最終的にプロジェクトが
凍結してしまうのではないかと。

物理的にテストするツールがなくなり、実際にプレイする事はできなくなったが、
ある程度、ルール検討が進んでいた事もあり、ミニマムなゲームの開発を優先する事になった。
別にキョウに悪気があった訳でもなく、誰が悪い訳でもなく、恨んでいる訳でもないが、
ルール検討をする上では、非常に不便である事は変わらなかった。
いくら試作レベルであるとはいえ、この時点のルールは私個人的には全く納得できる完成度ではなかった。

私は何故か焦っていた。早く形にしないと、すぐに壊れてしまいそうで・・・
しかし、嫌な予感というのは当たってしまうもので、我々の本業のプロジェクトがついに
リリースに向けた最終追い込みの時期となり、『Fakers』に充てられる時間や気力に余裕もなく、
いつからか4人が集まる機会さえ、極端に減ってしまった。